jafarnejadジャファルネジャッド工房
ジャファルネジャッド(Jafarnejad)工房は絨毯作りを芸術の域にまで高めた工房のひとつで、
過去と現代の要素を織り交ぜた、どこの工房にもマネのできない独創的なデザインが特徴です。
日本では、弊社が独占契約を結んでいるため、まだ知る人ぞ知るというマニアックな絨毯になりますが、
海外市場での価値や知名度はどんどん上がっています。
ここではそんなJafarnejadの絨毯の魅力に迫ります。
早速素晴らしいペルシャ絨毯を掲載したいのですが、著作権保護やデザインのコピー防止の為、
全貌をサイトに掲載することができません。
ですがそんな素晴らしい絨毯を少しだけでも体感いただきたいので、一部のみの掲載いたします。
全貌はショールームにてご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。
アシュキユン・グループの工房になります。
創設者は、モハンマド・レザ・アリアシュキユンで、家族で140年以上カーペット事業に携わっています。
流行のカラーと革新的なデザインが、アシュキユンの丁寧な職人技で織りあげられます。
優れた品質に重点を置き、 イランの最高級のウールと最も繊細なシルク(中国から輸入された最高級の繭から生産された糸)などの最高の天然資源のみをデザインのアクセントに使用しています。
イランのテヘランに本社を置き、ドイツのデュッセルドルフに国際部門を置いており、 伝説的なイランの絨毯織りの才能と、西洋式のカスタマーサポート、サービス、配送施設を兼ね備えています。
そのため、イベントでの展示や写真撮影を禁止するなど、絨毯のデザインに対する強い誇りを持っています。
また、一部の有名工房でしか発行されない保証書を提供しており、製作した絨毯への自信と顧客への、
手厚いサービスを示しています。
先述した通り、Ashkiyounは一国一社のみの代理店契約と定めており、日本国内で彼らの作品を取り扱えるのは弊社のみとなります。
洗練されたクオリティーを確保するためにも流通量を抑えコピーされないような工夫をしています。
Ashkiyounの製品には、Jafarnejad AshkiyounとSahara Ashkiyounの二つのラインがあります。
両者ともに、絨毯の縦糸にも染めの加工を施していたり、無地の部分がないほど精巧なデザインは、製作年月の長さを感じさせます。
こだわりのもと完成した絨毯のクオリティは、ペルシャ絨毯業界の常識を覆すものです。
この絨毯は、デザイナーの求める細かな柄を表現するために、一般的なシルクの手織り絨毯よりも数段織りが細かいのが特徴です。
その精巧さは、絨毯の裏側からも確認できるほどで、柄がはっきりと浮かび上がります。
このような高い技術によって織り上げられた絨毯は、一枚敷くだけで訪れる人々の目を奪い、空間全体を上質で洗練された雰囲気に変える力を持っています。
さらに、Jafarnejad Ashkiyounは最高品質のシルクを使用しており、その艶やかで滑らかな触り心地は他の絨毯とは一線を画します。
シルクの光沢が美しく、光の角度によって色彩が変化する様子は、まるで生きているかのような動きを見せます。
この特性により、絨毯は単なる敷物ではなく、アートピースとしても高く評価されています。
また、このシルク絨毯は、一枚一枚が職人の手によって丁寧に織られており、制作には多くの時間と労力がかかっています。
そのため、品質と価値が非常に高いものとなっています。
それにより、光の角度によって煌びやかな表情の変化を見せるのが魅力で、見る角度によって異なる美しさを楽しむことができます。
また、縦糸にシルクを使用しているため、イスファハン製の絨毯のように織りが細かく、しなやかでありながら耐久性も兼ね備えています。
Sahara Ashkiyounのデザインも、Jafarnejadラインと同じように細部まで凝ったものであり、ウール絨毯の中でも最高峰の完成度を誇ります。
ウールとシルクの組み合わせによる独特の手触りと耐久性は、長年にわたって使用されることで経年美化を楽しむことができます。
時間が経つほどにその美しさは深まり、所有者に新たな発見と喜びを提供し続けます。
また、Sahara Ashkiyounは、その優れた耐久性により、家族代々にわたって受け継がれる宝物としての価値を持っています。
Ashkiyounは、伝統と革新を巧みに融合させたデザインと最高品質の素材を用いることで、ペルシャ絨毯業界の異端児と呼ばれる存在です。 その絨毯は、見る人を虜にし、触れる人を魅了する逸品です。
彼らの作品は、ペルシャ絨毯の歴史と技術を未来へとつなげる、真のアートピースと言えるでしょう。
児童に違法労働をさせないことや、織り子の体調や暮らしに配慮した工程管理、保証書の発行など世界最高水準のリテラシーを誇り、その水準で業界を活性化させたまさに先駆的な工房です。
砂漠化する大地に植樹をすることで大地を再構築することや、織り子として就労する条件として、子どもの就学を約束するなど、絨毯業界の枠を超えた国際的な問題にも真摯に取り組む姿勢は、一つの工房というくくりを超えていると言えます。
絨毯の完成度と社会問題に取り組む独自性が評価され、西洋で爆発的な人気を獲得したAshkiyounですが、
これからも環境保護や違法労働などの国際社会全体で取り組むべき問題にも真摯に向き合い続ける姿勢です。